兵庫県軽自動車協会

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軽自動車の魅力 目次

軽自動車が高い支持を集める理由

 
すぐれた使いやすさと経済性、そして環境へのやさしさ。
いまや日本国内で保有されるクルマの約4割を占めるほど、社会にしっかりと根づいている軽自動車。1949年に規格が制定されて以来、実用性にすぐれた乗り物として日本になくてはならない存在です。

コンパクトだから使いやすい

コンパクトで狭い道も快適!

日本の道路の約85%は、道幅平均3.9mの狭い市町村道。車幅1.48m以下の小さい軽自動車なら、市街地の路地や農道もスムーズに。対向車とのすれ違いも安心です。

一般道路に占める市町村道の割合
対向車とのすれ違い

駐車も楽々スムーズ!

軽自動車の最小回転半径は平均4.5m。小回りがきくので、わずかなスペースでの駐車もらくにできます。また専有面積約5㎡の省スペース性は、渋滞の緩和にもひと役かっています。

軽自動車の選択理由[使いやすさ]
駐車

※「自動車ガイドブック vol.70 2023~2024」日本自動車工業会のカタログに記載された軽乗用車の平均値 

経済的だからうれしい

燃費、価格、税金にメリット

省資源・省エネルギーに貢献

軽自動車の重量は普通・小型乗用車の約6割
軽自動車の道路損傷度は普通・小型乗用車の約1/10

軽自動車を地方で多く見かける理由

 
公共交通機関に代わる大切な足だから。
人口構成比が3割に過ぎない人口密度500人/km²未満の市町村で、全国の軽自動車の半数近くが保有されています。また、軽自動車の普及率は公共交通機関が利用しにくい地域ほど高く、移動手段として不可欠であることがわかります。

地方の大切な移動手段

軽自動車の約半数が低密度地域
軽乗用系ユーザーの72%が生活必需品と回答

軽自動車の普及率は公共交通機関が利用しにくい地域ほど高い 軽自動車の普及と公共交通機関利用率の関係

圧倒的に多い女性ユーザー。高齢者ユーザーからの支持も高い

 
働く女性を助けるクルマ
軽自動車の女性ユーザーを見ると、すべての年代で就業率が高く、まさに働く女性を助けるクルマと言えます。さらに、高齢者ユーザーが4割を超えており、「買い替えるならつぎも軽自動車」と強く支持されています。

女性にとって頼れる味方

軽乗用車ユーザーのうち64%は女性
女性ユーザー比率の推移
女性軽乗用系ユーザーの就業率はすべての年代で高い
年代別に見た女性の就業率

高齢者の間で高まる支持

軽乗用車ユーザーのうち43%は60歳以上 ユーザーの年齢
高齢軽乗用車ユーザーの95%が「次に買い替えるなら軽」と回答 つぎに買い替えたい車種

高齢軽乗用系ユーザーの66%が軽自動車より大きい車は困ると回答 軽乗用系ユーザーの世帯年収

軽自動車は、様々な用途に幅広く活躍。

 
毎日の買い物はもちろん、通勤・通学、配送業務から農作業まで
日常生活から個人商店や町工場、農家での仕事まで、軽自動車はフットワークの良さを発揮しています。また、軽自動車の保有世帯のうち約7割が他にもクルマを持っており、日常のパーソナルカーとしての役割を担っています。

いつでもどこでも手軽に利用

  • 68%のユーザーがほとんど毎日使用 軽乗用車ユーザーの使用頻度
    69%の世帯が他にもクルマを保有 軽乗用系保有世帯での複数保有率
  • 80%のユーザーが「買物・送迎」「通勤・通学」に使用 軽乗用系ユーザーの主な用途

仕事や商売の良きパートナー

全商用車のうち58%は軽自動車

毎日の暮らしから、クルマ社会の未来まで。ますます高まる軽自動車の必要性。

軽自動車の保有台数は、3,000万台以上。これは、自動車の総保有台数の約4割近くを占めることになります。毎日の暮らしや仕事はもちろん、より良い環境づくりやクルマ社会の未来に向けて。軽自動車は、かけがえのない存在として貢献していきます。 自動車保有台数・軽自動車比率の推移

資料:各年3月末現在、「自動車保有車両数」自動車検査登録情報協会 

軽自動車は福祉車両としても活躍


福祉車両の販売台数は増加傾向にあり、バスを除く福祉車両の販売における軽自動車比率は約4割を占める状況にあります。
福祉車両に限らず、コンパクトで運転しやすい軽自動車は訪問介護や訪問看護の現場で大活躍しています。

軽自動車の福祉利用
軽自動車は災害現場でも活躍
軽自動車の災害現場での活躍


軽自動車はコンパクトで運転しやすく、道幅の狭い災害現場でも通行しやすいという特徴から、多くの災害現場で活躍をしています。
軽自動車は被災された方々の移動手段として利用される他、軽トラックなどの軽商用車は災害廃棄物の撤去や移動販売車などの活用により、商売を営む人々の生活再建への貢献や、災害によって買い物が困難になった人々への支援など、多方面で役立てられています。

軽自動車は国内の雇用に貢献しています。

軽自動車はすべて日本国内で生産されており、国内生産台数の約2割に当たる200万台前後で推移しています。
経済の好不況に左右されにくいため、軽自動車の生産は国内の雇用を安定的に下支えしているといえます。
また、新車販売台数のうち約36%が軽自動車であり、製造関連だけでなく、裾野が広い販売・整備関連の雇用にも大きく貢献しています。

国内生産台数
軽自動車は地域の活性化に貢献しています。

軽トラックの荷台に食料品や地元の特産品、雑貨などの商品を陳列し販売する市、通称「軽トラ市」が全国で開催されています。軽トラ市は全国で100を超える地域(*1)で開催され、街が賑やかになることで、地元商店の売上の向上や、地域住民の笑顔につながっています。軽自動車は地域の活性化に大きく貢献しています。

*1日本自動車工業会調べ 2023年8月現在 全国軽トラ市情報 詳しくはこちら
軽自動車は海外でも活躍しています。

軽自動車の技術をベースとしたクルマはインド、インドネシア、パキスタン、マレーシアなどをはじめとするアジアの市場で大きな存在感を示しています。アジアなどの国々ではまだ高速道路が少なく、狭い道路が多いこと、燃費が良く価格の安いことなど、軽自動車の持つ本来の魅力や軽自動車で培った技術が、海外でもモータリゼーションの発展に大きく貢献しています。

軽自動車ユーザーの税負担が国際水準です。
税負担の国際比較
軽自動車は安全機能も充実しています。

運転者による安全運転をサポートするための予防安全技術もますます充実。その一部をご紹介します。※車種・グレードによっては搭載されていない機能があります。

  • 人やクルマを検知して、ぶつからないようサポート
    安全機能1
    カメラやレーダーが前方の人やクルマを検知して、ぶつかりそうになると警告を発します。さらに衝突の危険があると判断した場合、被害軽減ブレーキをかけます。
  • 前や後ろに急発進しないようにサポート
    安全機能1
    駐車や低速走行の状態でブレーキと間違えて強くアクセルを踏み込んでしまった場合に、エンジンの出力を抑えて発進をゆるやかにする機能です。ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故の防止を目指しています。
  • 車線をはみださないようサポート
    安全機能1
    高速巡行時に車線からはみ出しそうになると警告を出します。さらに車線をもとに戻すようなハンドル操作支援をしてくれる車種もあります。
  • 夜道のライト操作をサポート
    安全機能1
    カメラが先行車や対向車など周辺の明るさをキャッチし、自動的にハイビームとロービームを切り替えます。
各予防安全機能・運転支援機能は、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、対象物・路面・天候等の状況によっては正常に作動しない場合があります。機能を過信せず、常に安全運転を心がけてください。詳しくは店頭又は各自動車メーカーのホームページをご確認ください。
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